ハンドメイドは大好きだけど、それは単なる趣味って思っていませんか?もしも自分が作ったものを誰かが買ってくれてお金になったら、こんなに幸せなことはありませんよね。
でも、ハンドメイドで稼ぐのは難しいと思っていませんか?もちろん簡単ではないけれど、「チリツモ方式」で十分可能です。というか、ハンドメイドは未来永劫稼ぐことのできる唯一の方法だと思います。この記事を読めば、まずはじめに何をすればよいのかが具体的にわかります。

ハンドメイドで10万円売るために準備すること
ハンドメイドで毎月10万円を稼ぐ方法についてお話ししますね!ハンドメイド作家として成功するために、まずは最低「これだけはやっておこう」という項目を以下にあげてみます。どれも大切なことなので、これをやってから具体的に作品を作り、売っていきましょう。

商品の需要をリサーチしよう
あなたが作りたい商品は、需要があるでしょうか。まずはそれが必要です。可愛いだけでなく、売れる見込みがあるアイテムを選びましょう。人気があるかどうかはミンネやクリーマを見ればすぐにわかります。「今月の人気商品」「今月のランキング」など、いくらでも売れる商品が取り上げられています。
ただし、例外はあります。こんな物は売れないだろうなと思わずに、まずは売ってみるのもひとつのテストとしてよいと思います。売れなければ方向転換をすればいいだけの話です。これがネットで売る最大の利点です。

ライバルをリサーチしよう
あなたがアクセサリーを売っているとします。ミンネやクリーマで、同じような商品を売っている他の出品者を調査しましょう。
「この作家さんは人気があるな」
「この作家さんはリピーターさんが多いみたい」
「この作家さんはどうしてこんなに売れるんだろう」
いろいろ見ていると、気が付くことが山ほど出てきます。気づいたことはすぐに忘れてしまいますから、ノートに書いておきましょう。ノートに書くのは大切です。自分の手で書くと頭に入るからです。かわいいノートを買うこともモチベーションを上げるひとつの要素となります。
また、人気のある作家さんはどこかしら工夫している点があります。売れる作家さんは独自の視点を持っていますので、今後自分が作る作品のヒントになることでしょう。
いずれにせよ、他の作家さんの作品を見ることは自分が成長するカギとなります。

柄・カラーバリエーションを用意
あなたが趣味でハンドメイド作品を作っているときは、当たり前ですが自分の好きな色や形、柄で作りますよね。ところがいざ商品として売ろうとすると、いろいろな好みのお客様がいることが分かります。
- 色の好み(青が好きな人、ピンクが好きな人、黒が好きな人など、本当に人の好みはバラバラです。)
- 柄の好み(水玉模様が好きな人、ストライプが好きな人、花柄が好きな人など)
- 形の好み(小さいものが好きな人、大きいものが好きな人、丸いものが好きな人など)
- 商品を売り始めると、「この色はありませんか」とか「もう少し大きいものはありませんか」など、様々なリクエストがメッセージで届くようになります。
- 売れるものはお客様が教えてくれると思って、試行錯誤していきましょう。バリエーションが増えすぎても作るのが大変ですが、少しずつ増やしていくとそれなりに収入も大きくなります。
- 複数の柄やカラーのバリエーションを提供することで、幅広いニーズに対応しましょう。

オーダーを受ける
「オーダー」についてはいろいろな意見がありますし、あまりお客様の言うことを聞きすぎると時間と手間ばかりかかって自分の首を絞めることになります。
ですが、「売り切れ商品をなくす」ことは売れるために欠かせません。欠品があっても在庫をゼロにせず、注文が来たら制作して発送するということを商品説明のところに書くだけでも売り上げにつながります。
手作り品を求める人は、実は自分のために作ってくれるオーダー品が大好きなのです。
ハンドメイドで稼ぐための制作時間と写真撮影について
制作時間と効率を考える
ハンドメイドを趣味で作っているときは、その作品を仕上げるのにどれくらい時間がかかるかはあまり考えないでしょう。というか、作っていること自体が好きなので、時間がかかればかかるほど愛着がわき、完成することが目的となっています。
ところが商品となると、制作時間を考慮しなければなりません。いくら「これは可愛いから売れるだろう」と思っても、その作品を作るのに丸一日かかるとしたらどうでしょう。いくらで売ればいいのか、あるいはいくらなら売れるのか。
コストも計算するのはもちろんですが、たとえ原価がほとんどかかっていないとしても、自分の時給はきちんと計算しないと、とんでもないことになります。売れれば売れるほど疲労して「こんなに時間がかかっているのにこれしか儲からない」と嫌になり、最後はハンドメイドを辞めることにもなりかねません。
制作時間と利益をバランスよく考えたほうがいいです。効率的に作業できる商品を重点的に販売しましょう。
商品画像を研究する
カメラ撮影は得意ですか?今はスマホの性能がよくなっているので、ある程度はきれいな写真が撮れますよね。
ネットショップの一番のネックは「お客様に商品を手に取って実際に見てもらえない」ことです。お客様があなたの商品を一番最初に知るのは、当然ですが「商品の写真」です。
当たり前のことなんですが、商品を作って売る段階になって、「写真、どうしよう!」と思い悩む人も多いのです。趣味ならば写真は大きな問題ではないのですが、売るとなると商品は命綱です。

商品を撮影するプロがいるくらいですから、素人の私たちが「売る写真」を撮るのは簡単ではありません。でも、昔と違ってフィルムを現像するわけではありませんし、何十枚、何百枚撮ったところでタダです。いくらでも撮影して、ある程度納得のいく商品写真を撮りましょう。
売れている作家さんは、商品のすばらしさはもちろんのこと、商品写真も素晴らしいものです。大いに参考にしましょう。
ハンドメイドで10万円稼ぐ:まとめ
趣味で楽しんでいたハンドメイドを仕事にするのは、大変なこともありますが、喜びのほうが多いでしょう。
お客様に喜んでもらえる喜び、そして自分の作った作品がお金になる喜び。それだけで、大げさですが「生きている価値」があると思うものです。
商品を単に仕入れて売るのとは全く別の喜びがあります。インターネットがそれを可能にしてくれました。誰でもハンドメイドを売れるのです。ダメなら修正すればよいだけの話。店舗を出すのとは違い、お金もかかりません。誰に迷惑かけるわけでもなく、家にいながらにして収入を得られるのです。
あとは、やるかやらないかだけ。まずは1万円。少しずつ商品を増やし、お客様が増えていけば、10万円は決して無理な話ではありません。